集団メンバーのT氏が、9月の終わりに、久しぶりで上京してきました。大森でのイベントで尺八を演奏するというついでに、他の演奏会も聞きに行ってきました。
丸田美紀、木田敦子、田辺頌山の「田が3人」というトリオの名前です。
場所は代々木上原の古賀政男音楽博物館ホール(ここは初めて)でした。
15回目の演奏会ですが、3回目からは、委嘱作品ばかりの企画だそうです。
今回も2曲の新曲のほか3曲の構成でした。
- 佐藤丈治「月の杯」(2009年)
- 上野耕路「細蟹姫(ささがにひめ)」(2012年)
- 向井航「行潦(にはたずみ)」(2014年)
- 和田啓「月夜」(2019年)
- 糀場富美子「Fragments Ⅲ」(2019年)
でも、この3人で、新作ばかりを追求されるのですから、頭が下がります。
翌日は、邦楽合奏団「翔(はばたき)」の41回目の演奏会にいきました。場所は内幸町ホール(ここも初めて)でした。
このグループは、私とほぼ同年代のメンバーが中心だそうで、元日本音楽集団のメンバーである清水義矩先生が永年指導されているグループです。
ただ、今回は糸方が3人、尺八が5名というアンバランスな演奏者で、特に糸方が大変だったようです。
プログラムは、
1.三木稔の「ソネット」2. 吉沢検校の「千鳥の曲」 ※なぜか
3. 神坂真理子の「湖月奇譚」~箏三重奏と尺八のための~ ※これはなかなか良い曲でした。
4. 杵屋正邦の「風動1」
5.長沢の「秋によせる三つの幻想曲」 でした。
なかなか苦しそうな演奏会でした。
その次の日が本命のイベントで、
「大森ロッヂ」の住人、大家さん、そして住人の知人など多くの家族づれが参加してにぎわいました。
お昼スタートで、夕方17:30まで、さらに有志が残り、夜遅くまでと盛り上がります。
合間には、そうめん流しなどの催しのほか、料理には、五平餅などが出るなど、興味をそそる内容でした。今回のイベントに尺八をということなので、東京の琴弾きにも参加してもらい、
さらに、管理人のパーカッションも加わる(リハなし)など、30分の予定が1時間にもなってしまいました。(解説が長い?)
- 春の海
- 尺八古典本曲「月の曲」(抜粋)
- ジブリ特集 もののけ姫/いつも何度でも/さんぽ/となりのトトロ
- 荒城の月変奏曲(筑紫歌都子)
- アメイジンググレイス(尺八とパーカッション)
- 流れ(筑紫歌都子)(抜粋)
演奏後のビールは格別においしく、また、山口から持参した地酒「東洋の女神」(720mlで5,000円)は好評でした。
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