山口現代邦楽集団 第8回目の演奏会が終わりました。

日時:2019年 9月  1日(日)
場所:ニューメディアプラザ山口 多目的シアター(山口市)

今回は、「~ 子どもたちへの贈りもの ~」と題する企画で、子供向けの曲を集めての演奏会でした。

ゲストには、朗読の重本佳之さん、ソプラノの坂本久美子さんを向かえ、
聴きどころのある曲構成でした。

また、賛助出演には、篠笛の松村 寧さん、打楽器には、照喜名仙子さん、鈴木彩乃さんにも加わっていただき、多彩な日本の伝統楽器を交え、華やかなアンサンブルとなりました。

1曲目は菊重精峰の「猿蟹昔物語」です。
 糸方演奏者3人が歌と語りを分担しました。          
 
2曲目は、沢井忠夫の「道化師」です。
 ピエロのコスチュームをまとっての演奏でした。

3曲目は、水川寿也の尺八4重奏「バンブーダンス」です。

前半最後の曲は、水野利彦の「子供のためのラプソディー」です。

1楽章 空飛ぶじゅうたん 2楽章 おもちゃの兵隊 
3楽章 お化けのダンス  4楽章 南の国のカーニバル   
 
15分の休憩をはさんで、後半は、多彩なゲストをお迎えしてのプログラムです。

5曲目は、水川寿也の「三枚のお札」です。 
朗読に重本佳之さんを迎え、感動的な語りをしていただきました。

6曲目は、ソプラノの坂本久美子さんをお迎えして、懐かしの唱歌3曲(琵琶湖周航の歌、浜辺の歌、椰子の実)をメドレーで披露してもらいました。


 ラスト7曲目は、長沢勝俊の「人形風土記」です。篠笛や打楽器奏者を加えてのオーケストラ編成での演奏でした。

この曲は、全部で6つの小編からなっていますが、今回は、のろま人形を除く5つの小編(ニポポ、こけし、ながしびな、きじ馬、木うそ)を演奏しました。

久しぶりの大編成曲なので、日本の伝統楽器が勢ぞろいするので、聴衆の皆さんからも好評でした。

アンコール曲は、テレビアニメ「ちびまる子ちゃん」のテーマソング、「おどるポンポコリン」でした。

今回の演奏会には、およそ130名の方々にお越しいただき、日本楽器のハーモニーを楽しんでいただきました。






 

 

 
 
 
 
 

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